料理は下準備で変わる!効率とおいしさアップ方法

今では男性女性年齢なども関係なく料理をする人が増えてきている時代ですね。
コロナ禍というなかなか外に出れないときに、料理を始めた人も多いのではないでしょうか。
下準備は料理の中でもかなり肝心な作業になります。

下準備一つで時間短縮や料理の効率が上がります。
また下準備をすることで料理が格別においしくもなります。

美味しい料理を自分で食べたりふるまったりするあなたに必見の
下準備の大切さをお伝えします。

料理開始前の下準備で効率UP

料理をスタートしてからあれがないこれがないとなった経験はありませんか?
余計なことに時間がかかってしまい料理時間が伸びたりキッチンがごちゃごちゃして
効率が悪くなったりしますよね。下準備次第で効率とおいしさアップにつながります。


下準備といえば、野菜を洗ったり、ゆでたり、皮をむいておいたり
お肉をたれに付け込んでいたりとそんなことを思い浮かべる人も多いかと思います。


調理器具のメンテナンスや調味料などの補充やキッチン周りの整頓など、
日ごろから気を付けているだけで、効率は上がります。効率のいい料理をできると、おいしさも倍増しますよ。
そんな調理前の下準備から食材の下準備まで解説します。

キッチン周りの整頓と道具の整備について

キッチンの周りの整頓

キッチンの周りには調味料や調理器具、
食器がしまってある棚やラックなどがあると思います。
いつでも日ごろから整頓しておくだけで料理の効率は上げることができます。

また調味料の補充や買い足し等いざ使おうと思ったら中身がないなどとなったら
料理に集中できなくなります。
日ごろからキッチン周りを整頓し、何がどこにあるかを把握しておくだけでも
効率のいい料理ができるようになりこれも下準備になります。

道具の整備

調理道具のメンテナンスは日ごろから行いましょう。
きれいに洗っておくこともそうですが、包丁などの刃物は切れ味が落ちないように定期的に研いでおいたり、
よく使うものは取り出しやすい場所に保管するなど、道具の管理は日ごろから気を付けて行いましょう。

食洗かごや食洗器の中は空っぽに

前の日に洗った食器や調理器具はきちんと片付いていますか?
料理中に使用した食器や器具を洗ったとしてもすぐに
シンクを片付けることができるように空っぽにしておくのがベストです。

料理の直前に行う食材の準備

材料を正確に計量する

この記事を読ん出れている方の中にも「小さじ1はだいたい、、、このくらい」など
感覚で作る方もいると思います。
ですが感覚はどんどん変わってしますので、ちゃんと計量して料理をすることをお勧めします。

また同じタイミングで投入する調味料などは先にまとめておくと
料理の途中に出したり入れたりをせずに済みますね。
また料理の途中に使うであろう調味料は使いやすい場所に出しておくことも忘れずに。


お好きな味に調整は後からでもできるので、まずは下準備として
レシピ通りの調味料を先に準備しておきましょう。

野菜を切っておく

野菜は調理を開始する前に切っておくこと。
野菜を切っておく際に気を付けることは、大きさをある程度揃えて準備をすることです。
火を均一に通すこともできますし、口に入れたときに感じる味や食感に関係してきます。

食材に行う下準備

お肉の下準備

・ドリップを拭き取る

買ってしばらく置いておくと、肉から薄い赤色の水分が出てきます。このことを「ドリップ」といいます。
冷凍のお肉が回答っされるときに出てくる水分のことです。

ドリップは肉のうまみや栄養素が水分と一緒に溶けて出たもので肉のパサつきに繋がったり味が落ちる原因になります。

ドリップは料理する際に一緒に入れると生臭さの原因になってしましますので、調理前にキッチンペーパーなどで必ずふき取ることをお勧めします。

ドリップをふき取り、水分がない状態で下味をつけることでおいしさがアップします。

・筋を取る

筋切り・筋取りといわれますが、肉の繊維やかたい部分に包丁を入れることを言います。

筋の処理をしないで調理をすると縮んでしまったり反り返ってしまう原因になります。
固い筋は口に入れても残ってしまい口当たりも悪くなってしまいます。

・タレを漬け込む

お肉は調理前に液体の調味料につけることも1つの裏技になります。
また、水分の多い野菜と一緒につけるとお肉を柔らかくさせる効果があります。

肉に水分を与えてパサつくのを防いだり、風味豊かな下味にもなります。ハーブやスパイスなどで味を付けるのもいいですね。

魚の下準備(切り身)

・水分を取る
切り身の場合は洗わずに、表面の水気をキッチンペーパーなどで取り除くといいです。
水で洗ってしまうとうまみも一緒に流されてしまいます。

・塩をかける
魚の種類や調理法でも下準備が変わりますが、塩をかけることで魚から余分な水分を抜き臭みを抑える効果があります。

野菜の下準備

・水にさらす
水にさらすことで苦味やえぐみの成分であるアクを取り除くことができます。

・下ゆで
調理する前にサッとゆでることで、短時間で味をしみ込みやすくします。
また、アク抜きや野菜の色を鮮やかにする効果もあります。

・塩もみ
色が鮮やかになる効果があります。また生の状態よりも日持ちします。水分が抜け汁気がなくなるのでお弁当などにも最適です。
水分の多い野菜だと塩もみをすることでタレやドレッシングと絡みやすくなる効果もあります。

面取り
切り口の角を落とすことを面取りといいます。角をなくすことで、煮崩れなどを防ぎます。

隠し包丁
野菜の表面に切り込みを入れ、調理する際に短時間で味をしみ込みやすくします。

それぞれの下準備について

効率化や時間短縮につながる下準備の方法についてお伝えしました。
キッチン周りや料理準備だけでも効率的に料理を進めることができます。

また食材の下準備はここで紹介した以外にも、お肉や魚、野菜の種類ごとやっ調理方法でも方法が変わります。
それぞれの味を引き出すことでより一層料理のおいしさがアップしますので、ぜひお試しください。