【解説】料理の腕前アップ!お皿の選び方でセンスのいい食卓に!

お皿を選ぶ際のポイント

料理は見た目が8割9割…そんなことを耳にしたことがないでしょうか。
8割9割は少々大袈裟ですが、料理には見た目にこだわることも大切です。料理の味にも見た目が影響しているという言われるほど、視覚的な影響は大きいのです。それにはお皿選びも大きく関わってきます。せっかく作った料理をおいしく見せるために、お皿にも少しこだわってワンランクアップしてみてはいかがでしょうか。

かといってお皿の選び方って難しい。今回はそんな方へどんなお皿を選べいいのか解説していきます。

シンプルな大皿

シンプルな大皿の最大のメリットは、料理が映えること。色や柄がないことから、料理を主役にしてくれます。また、どんな料理にも合わせやすく、飽きがこない。そして食卓になじみやすいためとても重宝します。

お皿選びに悩んだら、ひとまずシンプルなお皿をゲットしましょう。

柄物・色を取り入れる

シンプルなお皿だけではなく柄や色も取り入れると、食卓の雰囲気がガラっとかわります。柄や色はちょっとレベルが高そうだな…と感じるかもしれませんが、まずは挑戦です。

柄のお皿を選ぶ際には、とりあえず直感でいいと感じたものを選びましょう。ご自身がいいと感じたものであれば、食卓に並べると気分も上がるはずです。

柄のお皿を購入する際のポイントは、お持ちの色皿などと同じ色が使われているなど統一感があるものを選ぶこと、そしてキャラクターなどが描かれているものは避け、できるだけシンプルなものを取り入れると、意外と料理との組み合わせにも悩みません。そうすれば食卓で使われる頻度も高くなるはずです。

豆皿や角皿など変形皿と組み合わせる

副菜などを盛り付けるお皿として、豆皿や角皿はとても便利。小さいお皿は主張が少ない為、少し派手目なものでも取り入れやすく、むしろ食卓のアクセントになります。

朝食や昼食の際に、おぼんやランチョンマットに様々な色形の豆皿を何個か並べるだけで、おしゃれな定食屋さんに来たかのような食卓に仕上がります。

お皿の作風を揃える

お皿の組み合わせ方に悩む方は多いはず。そんな時は、作風を意識してお皿を揃えると統一感が出ます。和食であれば和食器で揃えることで、よりお料理も映えてみえます。ただ、実は和食器は以外とどんなお料理にも合わせやすいのです。パスタやサラダ、ピザなんかも合うので、まずは和食器から揃えていくのもいいかもしれません。

ガラスのお皿を取り入れる

ガラスの透明皿は、盛り付けた料理を華やかに見せ高級感を演出してくれます。夏には涼しげに感じさせてくれますし、主役の料理を邪魔しないのも魅力です。フルーツやデザートなどをのせるのにもおススメです。

木のお皿で温かみある食卓に

木のお皿であれば、あたたかくやわらかな雰囲気になります。そして季節を選ぶことなく以外とどんな料理にも合う優れものです。最近では大きい物から小さいもの、プレートなど形も豊富なので、いくつか持っておくと重宝間違いなしです。

お皿の色の選び方

シンプルな白いお皿の最大のメリットは、料理が映えること。色や柄がないことから、料理を選ばず、料理を主役にします。また、白いお皿は光を反射するため、お肉のソテーであればより照りが出ているように、野菜はより色鮮やかに見えように、食材本来の良さを更に引き立ててくれます。

そして、色皿、柄皿などに合わせやすく、どんなランチョンマットの上に置いてもマッチするところもポイント。

黒のお皿は、お料理を高級に、そして美味しそうに見せてくれます。なんだか味気ないお料理でも、黒いお皿に合わせれば、ぐっとオシャレに。少しとっつきにくい色に感じますが、一度使うとその魅力にハマってしまうでしょう。

緑のお皿はどんなお料理も馴染みとても便利です。消して主張せず徹底して背景になってくれるので、料理をひきたててくれます。

青いお皿も、以外と料理を選ばず、和食・洋食などどんなお料理とも合わせやすいです。そしてなんといってもお料理をより鮮やかに、美しく際立たせてくれます。特に暖色系の鮮やかな色を使用したお料理と合わせるのがおススメです。

赤・オレンジ

赤やオレンジのお皿は食卓を華やかにし、元気を与えてくれます。また緑を鮮やかにみせてくれるのもポイントです。

料理を美味しくみせる盛り付け方

お皿の選び方がわかれば、次は盛り付け方にもこだわりたいところ。料理をよりおいしく見せる為、そしておしゃれな食卓にするために、簡単に取り入れられる盛り付け方を解説します。

料理に合わせてお皿の形を選ぶ

例えばおさかな料理には角皿がおススメです。長方形のお皿にお魚を盛り付けるだけで、すっきりまとまって見えます。また角皿は何品か一緒に盛り付けるのもおススメ。少し余白を作りながら上品に盛り付けると、ぐっとオシャレになります。

また、丸い丸皿にサラダを盛りつける際には、お皿いっぱいに盛り付けましょう。色とりどりのお野菜が華やかに見えます。

高さを出す

料理も盛り付ける際、高さを出すだけでお料理に立体感が出て、豪華にみせることができます。

例えばパスタ1品においても、菜箸やトングを使って少し巻きながら盛り付ければ、レストランで出てくるようなこんもりした見た目に。

2~3品を同じお皿に盛り付ける際には、奥側に高さがでるお料理を盛り付けると立体感が出てきれいにまとまって見えます。

余白を残す

料理を盛り付ける際、お皿に余白を残すことで上品な印象に仕上がります。メインのお料理は、お皿とお料理の比率を7:3にするととてもオシャレに。そして、余白にはソースやドレッシング、付け合わせを散らすとオシャレなレストランの一品のようになります。

大皿ワンプレート

何枚もお皿を使わずにワンプレートにまとめるものおススメ。ワンプレートにまとめる際には、バランスよく何品もぎゅっと詰めるとかわいらしくまとまります。

お皿を重ねる

お皿を重ねることで、お皿の印象を変えることができます。テイストの違うお皿を重ねるとワンランク上の盛り付けになります。

また、ワンプレートにディップ皿や小鉢をのせると立体感がでて、変化をつけることもでき、そこにソースやドレッシングを入れれば、味が混ざる心配もありません。

少しずらす

平面なものを並べる際には、少しずらしたり重ねることでおしゃれになります。空いた隙間があれば、トマトやブロッコリー、付け合わせなどをチョコンと置くとバランスもよくなります。

最後のトッピング

お料理に合わせてお皿を選んだけど、なんだか物足りない、なんだか味気ない時は最後にトッピングでお料理にあう何かをトッピングしてみましょう。例えば、ブラックペッパー、小葱、ゴマ、鰹節、糸唐辛子、チーズ、パセリ、ナッツなどなど。何かをかけるだけで、お料理のビジュアルレベルがぐんと上がります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。お料理は見た目も楽しむことが大事です。

お皿の選び方や盛り付け方を覚えるだけで、食卓が見違えるように素敵になり、料理の時間も食事の時間もより楽しくなること間違いなしです。