調味料の保管場所とは?開封前と開封後で保存方法が変わる!?

皆さん調味料の保管場所はご存知でしょうか。
「調味料によって保管場所が違うからよくわからない・・・」、「開封前と開封後で保存方法が変わるものがあってごちゃごちゃしてしまう」という方多いのではないでしょうか。
基本の調味料「さしすせそ」だけでなく、お家にある他の調味料の保管場所も徹底解説します!保管するコツも書いていますのでぜひご参考にしてみてください。

基本の調味料「さしすせそ」の保管場所

どの家庭にも必ずある基本の調味料「さしすせそ」。皆さんどのような保管場所に置いていますか?

砂糖・塩
ほとんど腐敗しない食品なので常温で保管しましょう。湿度に弱いため、冷蔵庫に入れてしまうと固まってしまいます。常温保存でも密閉容器に入れて乾燥剤を入れておくと安心です。


純粋なお酢は防腐作用があるため常温で保管可能です。ただし、ポン酢などは開封後は冷蔵庫保存が基本です。

醤油
醤油は実はかなり劣化が早い調味料です。酸化しやすいため必ず冷蔵保管し、早めに使い切りましょう。最近では酸化しにくいボトルの常温保存できるものも出てきているので冷蔵庫に余裕がない方はそういったものを選ぶといいでしょう。

味噌
味噌は開封前でも変色してしまう調味料です。必ず冷蔵で保管しましょう。基本的に冷凍庫でも凍らないため、冷凍しておくと風味が落ちづらいのでおすすめです。

「さしすせそ」に関してはこちらの記事もご参考にしてください。

開封前と開封後で保管場所が変わるものがある!?

お気づきの方も多いと思いますが、開封前と開封後で保管場所が変わる調味料が少なくありません。開封前は基本的に買った場所の状態に合わせるのが無難です。

例えば、スーパーでは醤油や味噌は常温保存されていますが、お家では冷蔵保存が基本です。ただ、味噌に関してはスーパーでは常温保存ですが、お家で常温にしておくと変色したり、風味が落ちたりすることもあります。お家では気温を一定に保つことが難しいため、味噌に関しては買ってすぐ冷蔵庫や冷凍庫で保管することをお勧めします。


パッケージに必ず「開栓後冷蔵保存」のように記載しているので、今まで意識していなかったという方も必ず確認するようにしましょう。また、要冷蔵だったが常温保存していたという調味料を見つけた場合は使わない方が無難です。

我が家では開封後要冷蔵のものは、開封前と後で保管場所を変えることを忘れることがあるので、買った時点で冷蔵保管にしています。

常温の保管場所で保存可能な調味料

砂糖や塩、純粋なお酢以外で常温で保管可能な調味料は他に何があるでしょうか。

本みりん
冷蔵庫に入れてしまうと糖分が固まってしまいます。みりん風調味料は要冷蔵の場合もあるので確認しましょう。

ごま油やオリーブオイル、サラダ油
冷蔵庫に入れると固まることがあるので常温での保管が基本です。ただ、油は直射日光に弱いため、遮光容器に入れ替えて暗い場所での保存がおすすめです。オリーブオイルは緑色の遮光容器が使われている場合が大半ですのでそのままで構いません。

はちみつ
少し意外ですが、はちみつは常温での保管が可能です。ただし、メープルシロップは冷蔵保存なので間違えないようにしましょう。

顆粒だし
常温での保管が可能です。ただ、しっかり口を折り曲げていても固まった経験があるのではないでしょうか。冷蔵での保管も可能なので我が家では冷蔵庫にいれています。

コンソメ
常温での保管が可能ですが、油を含んでいるものだと夏場は溶けることがあります。また虫がつきやすいとも言われているので冷蔵保存の方が無難です。

冷蔵庫で保管する調味料

ポン酢
純粋なお酢とは違い必ず冷蔵保存が基本です。

料理酒
冷暗所となっているため、必ず冷蔵庫というわけではないですが、夏場を考えると冷蔵庫で保管が無難です。

めんつゆ
必ず冷蔵庫で保管しましょう。濃縮タイプよりストレートタイプの方が日持ちしないので注意が必要です。開封後の期限が短いので我が家では使いきれないときは製氷皿などで冷凍保存しています。

マヨネーズ
冷蔵での保管が基本です。冷凍保存は脂が分離するのでやめましょう。

ケチャップ
冷蔵での保管が基本です。開封後期限が1ヶ月程度とされているメーカーが多いです。

ソース
オイスターソースやウスターソース、中濃ソース、お好み焼きソースなどすべて冷蔵での保管が基本です。

バター
溶けてしまうため冷蔵での保管が基本です。使いやすいサイズに切って冷凍保存もおすすめです。

チューブ系ねりスパイス
わさび、しょうが、からしなどのチューブ系のねりスパイスも冷蔵での保管が基本です。

ルウ
カレーやシチューなどのルウは匂いが移りやすいので必ず密封して冷蔵で保管しましょう。

レモン汁
冷蔵での保管が基本です。レモン果汁として売られているものでも開封後は日持ちしないため冷凍するのがおすすめです。製氷皿でもよし、ジップロックなどに薄めに広げて冷凍すると割りやすいのでおすすめです。

粉物の保管場所は?

小麦粉
温度変化を受けやすいため、必ず密閉容器で直射日光を避けて常温で保管しましょう。臭い移りを避けるために必ず密閉容器に入れましょう。

ミックス粉
お好み焼き粉やたこ焼き粉、ホットケーキミックス等は卵などが配合されているため冷蔵での保管がおすすめです。臭い移りを避けるために必ず密閉容器に入れましょう。

パン粉
乾燥パン粉は直射日光の当たらない冷暗所が推奨されている場合が多いです。生パン粉の場合は開封後は冷凍保存がおすすめです。

片栗粉
小麦粉と同じく温度変化を受けやすい、またダニが繁殖しやすいので必ず密閉容器に入れて常温で保管しましょう。

ただ、粉物の保管場所に関しては実際かなり意見が分かれます。特に小麦粉や片栗粉に関しては冷蔵で保管する方がいいという意見もあります。虫をつくことを考えると冷蔵保存が安心ですが、結露でカビが発生してしまうこともあります。そのため私は密封容器に入れて常温保存をおすすめしています。

適切な調味料の保管場所を!

いかがでしたでしょうか。大丈夫だと思っていても、意外と認識が間違っていた調味料の保管場所はありませんでしたか?
最近では様々な容器や調味料も増えているため、必ず調味料ごとの保管方法を見て確かめるようにしましょう!

また、開封後の保存期限が短いものに関しては小さめの容量のものを買ったり、冷凍できるかを調べて、冷凍保存していくのも工夫の一つです。
そうすればおなかを壊す心配もなく、調味料を捨ててしまうといったもったいないこともしなくて済みます。
また、おいしいまま調味料が使えるので、料理がおいしく仕上がります!適切な調味料の保存方法を心がけることも料理上手には必要な要素です。
安心で美味しい料理を作るためにぜひこの機会にご自宅の調味料の保管場所を見直してみませんか?

こちらの記事もご参考にしてください。