モルックの世界大会と日本大会について解説!

時代に合ったスポーツとして大注目必須のモルック。
2024年に北海道函館で世界大会開催が決定し、注目を集めています。

日本での競技人口はまだまだ少ないため、世界大会に出場するチャンスは誰にでもあります。
まずはモルックの国内大会や日本大会に出場して実績を積んでいきましょう。

さっそく、世界大会と日本大会の沿革とエントリー方法について説明します。

モルックの世界大会について

モルックの世界大会は、毎年8月に開催されています。
2022年のフランス大会(開催都市:サモエンヌ)で第17回目を迎えました。

2023年はフィンランドのヒュビンカーでの開催が決定しています。

そして、2024年の開催都市は北海道・函館です。
もちろん日本での世界大会は初めてですが、ヨーロッパ以外での開催自体も日本が初となります。

 モルックの世界大会は4日間開催され、1日目は練習会、2日目はモルック世界選手権ウォームアップトーナメント、3・4日目はモルック世界選手権トーナメントという流れです。

沿革

モルックの世界大会の沿革は以下のとおりです。

沿革
1996年フィンランドの伝統的な「クゥッカ」という投擲競技を元に1996年にモルックを開発
1997年フィンランド選手権開催
2001年タンペレ工科大学の学生によりモルックの世界大会選手権が組織される
2001年フィンランド国際モルック協会が組織される
2004年頃第1回世界大会が開催される
~現在年に一度世界大会が開催されている

 確立されたスポーツとしての歴史は浅いですが、数百年の歴史ある伝統的な遊びであったため、その広がりは速く、瞬く間に世界大会の開催に成功しています。

新型コロナウィルス感染症の影響で2020年・2021年の世界大会は中止(オンライン開催)になってしまいましたが、毎年参加者が増加傾向にあり、世界における競技人口も増え続けています。

エントリー方法

 日本モルック協会を通して、毎年6月頃に申し込みをします。
日本国籍があり、現地までの渡航費をご自分でまかなえる方であれば誰でもエントリー可能です。

特にその他の制限はありません。

チームの代表者がエントリーチケットを購入次第、エントリー完了となります(エントリー費用には、事務代行手数料・システム使用料が含まれています)。

あとは、当日現地に到着していればOKです。

モルックの日本大会について

 日本モルック協会の主催大会で開催された第9回モルック日本大会in大阪。
実に3年ぶりの開催となりました。

主に毎年10月に行われ、その開催場所は東京・大阪・熊本と日本各所です。

大会日程は3日間にわたり、前夜祭1日、本大会2日間で構成されています。

前夜祭は親子モルック大会やキッチンカーによる飲食の提供、お土産ブースなどが設置され、参加選手たちは前夜祭で気分を上げ本大会に臨みます。

本大会1日目は予選リーグ、2日目は決勝リーグが行われ、勝ち残ったチームが日本一を目指し盛り上がりも最高潮に達するでしょう。

沿革

2011年日本モルック協会を創設後、2014年に初めて第一回日本大会が開催されました。

その後も、毎年日本大会が開催されています。

第6・7回は中止となりましたが、第8回の参加チームは約150、さらに第9回は300を超え約1,000人もの選手たちが参加しました。

エントリー方法

 エントリー期間が設定され、期間内に申し込み手続きを完了することが必要です。

参加希望のチームはエントリーチケットを購入し、参加費の支払いを済ませます。
支払い完了時点での先着順です。

第9回は大阪で開催されましたが、300枚のチケットは完売、キャンセル待ちが出るほど活況を呈しています。

モルックの世界大会と日本大会についてのまとめ

 芸能人アンバサダーの尽力やメディア露出で、日本での認知度が高まっているモルック。
近年競技人口が爆発的に増えています。

また、ソーシャルディスタンスや接触プレーがないことから、時代に合ったスポーツとしての認識もあり、今後も人気に拍車がかかってくるでしょう。

しかし、相対的に競技人口はまだまだ少ないため、世界大会には誰でも出場のチャンスがあります。
まずは国内大会や日本大会にエントリーして、ライバルを知りレベルアップをはかるのも良いでしょう。

日本モルック協会のホームページを覗くと数多くの大会日程が掲載されています。