漫画本の保管方法を解説!大事な漫画はきれいに保管しよう!

この記事では、漫画本を状態良く管理するための保管方法について解説します。手軽に出来る保管方法などを紹介しますので、今の保管場所や保管状態と是非見比べていただき、少しでも綺麗に保管できる環境を整えてみてください。

漫画本が溜まってくると…

家の中で本棚に入らない漫画本が積み重なっていたり、段ボールの中に乱雑に詰め込まれていたりしませんか?

これでは、本に無駄な圧力がかかり変形を招く原因となってしまいます。

本は立てた状態で保管することが望ましく、この状態の方はまず本自体の整理から行いましょう。

よく読むものと読まないものに分類

まず、よく読む漫画と読まない漫画に分類しましょう。

もちろん、よく読む漫画は大事に扱わなければいけませんが、よく読むからと手元の取りやすい場所に乱雑に置いている方も少なくありません。

思い切って捨てるか売る

次に、読まない漫画は家に残しておくべきなのか、捨てるか売るかと処分するかを考えましょう。漫画が減れば自然と片付けやすくなります。

実際に、本棚に入らなくなったから積み重なってしまっている人も多いでしょう。

処分することも片づけには大事な作業です。

漫画・本はどこで保管する?

漫画がある程度片付いたら、実際にどこにどのように保管するかを考えましょう。

これはご自宅のレイアウトや棚の数などによって異なりますので、ご状況に合わせてより良い方法をお選びいただくのがいいでしょう。

本棚

まずは、最もオーソドックスな本棚です。

最近は、さまざまな本棚があり、場所を取らない壁と一体型になっている本棚や、たくさんの本を収納できるスライド式本棚などがあります。

費用やスペースに余裕のある方は、きちんとした本棚をお選びいただくのがおススメです。

クリアケース

2つ目は、クリアケースです。クリアケースはモノによって、中に仕切りがついているケースがあります。

このクリアケースを活用することでマンガを綺麗に分けられます。

空き箱や段ボール

次にご紹介するのは、空き箱や段ボールです。

最近では保管することを目的としたお洒落な段ボールなども販売しているので、インテリアとしても使えます。

但し、空き箱や段ボールは湿気に弱いためそのまま使わずに乾燥剤を入れて保管するようにしましょう。

本管理サービス

最後に、自宅で保管するスペースが無いという方にご紹介したいのが、本管理サービスです。本管理サービスとは、本の保管場所を提供してくれるサービスのことで、本を段ボールに詰めて指定の場所に送れば、業者が代わりに倉庫で本を管理してくれます。

費用は業者により異なりますが、本を1冊から取り出すことが出来るなど使い勝手は良いので、自宅に漫画の保管場所を作れない場合は、本管理サービスを検討してみるのも1つでしょう。

マンガをいつまでも綺麗に保管する方法

漫画をどこに保管するか決まったら、次より綺麗に保管して良い状態を保つために何に気を付けると良いか解説します。これを知ることで棚の位置や置き場所も見直しが必要かもしれませんが、漫画本を良い状態で保つためには大事ですので、是非意識してみてください。

 風通しがよい場所で保管する

まず、風通しがよい場所で保管するようにしましょう。

本は紙なので湿気に弱く、風通しが悪い空間で保管し続けると、カビが発生する可能性があります。

カビは高温多湿のところで繁殖し、古い本の独特の香りはこのカビが原因であると言われています。

風通しに不安が有る場合は、乾燥剤も合わせて入れておくと、なおよいでしょう。

本を立てて保管する

漫画本は寝かせた状態で、上に積み重ねていくと、下の本にかなりの圧力がかかり、上下の本の表紙や、本の中のページがくっついたり変形したりする原因となります。

漫画本を収納する時は、本棚に立てて収納することをおすすめします。

また、本棚に入れるとしても、本が抜けないほど詰めると出し入れの時に表紙などを傷つけることにもなりますので、注意してください。

但し、段ボールや空き箱に保管する場合は、寝かせた状態で保管するようにしましょう。

湿度管理を徹底して保管する

先述した通り、本は紙でできているために湿気に弱いため、湿度管理もとても大事です。

本にとっての理想的な環境は、室温16〜22度、湿度40〜60%と言われています。

保管の仕方によっては、乾燥剤を使うことも検討してください。

また、密閉された状態で保管する場合は、虫が付かないように防虫剤を使うのもひとつの手ですが、化学反応によりシミができる恐れがあるので、使う際は注意してください。

ホコリに注意して保管する

ほこりに注意して保管することです。ホコリは、虫やカビを繁殖させる原因です。そのため、2週間に一度は、マンガのホコリを取り除きましょう。

マンガの上部や隙間はもちろん、本棚の上や裏側に溜まっているホコリも取り除いてください。また、以下の方法を用いて、ホコリが溜まるのを防ぎましょう。

ブックカバーをつけて保管する

本棚から本を出し入れする時に取り出したい本と他の本が擦れてしまいます。

この擦れる事で本の表紙が傷つき、劣化を早める原因になります。

この擦れを防ぐためにブックカバーを付けます。ブックカバー同士が擦れても本自体はきれいな状態を保つことが出来ます。

最近は、透明なブックカバーも発売されているので、巻数やタイトルが見えなくなることも防げるので、綺麗な状態を保ちたい方は是非ブックカバーをつけてみてください。

直射日光が当たらない場所で保管する

最後に、本は直射日光が当たらない場所で保管しましょう。

本は風通しがよい場所で保管した方がよいと先述説明しましたので、窓の近くで保管しようと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、これは注意が必要です。

なぜなら、漫画本を直射日光に当て続けると、色あせてしまいます。もし、直射日光が当たる場所に保管しなければいけない場合は、本棚にカーテンをつけるなどして直射日光が当たらないようにしてください。

漫画本を傷めない取り扱い

これまで漫画本の保管場所や保管方法に対して書いてきましたが、実は読むときに無意識で本を傷めてしまっている事があります。

これでは、どんなに丁寧に保管しても読むたびに本が傷んでしまいますので、最後は取り扱いについて解説します。

漫画を読む前は、手をよく洗う

手の皮脂や手についている細かい汚れが本に付着すると、この汚れが蓄積していく事で本が汚れていきます。まずは漫画を読む前には、手を洗い綺麗な状態で漫画を読みましょう。

ただし、濡れたままの手で本を触ってしまうと、水気が本についてしまい本の劣化を早める原因になります。

きちんと拭いて水気がない状態で取り扱ってください。

漫画の背に指をかけて引っ張らない

本棚から漫画を取り出すときに背表紙の上端を指で引っ掛けて取り出していませんか?

これをやると、背表紙の上端に力がかかってしまい、背表紙やカバーが傷む原因になります。

本棚から漫画を取り出すときは、本の背表紙を、親指とそれ以外の指で挟むようにして優しく取り出しましょう。

まとめ

今回は漫画本をきれいに保管する方法について解説しました。

読む漫画と読まない漫画に分けるだけでも部屋が片付き整理もしやすくなるでしょう。

本棚だけでなく、クリアケースや段ボールでの保管もご紹介しておりますので、ご自宅の状況などに合わせて保管方法を考えてみてください。

整理整頓が苦手な方もいらっしゃると思いますが、せっかく買った漫画だからこそ、是非1つでも実践してみてください!