映画館で見やすい座席はどこ?パターン別に解説します

映画館で映画を見る際、必ずと言っていいほど迷う「座席」。
楽しみにしていた映画作品をより大迫力で鑑賞したいと誰もが一度は思うはずです。
人それぞれの好みはあるかと思いますが、この記事を読めば座席選びの選択肢の幅が広がるかもしれません。
是非、参考にしてみてくださいね。


映画館が小型の場合の見やすい座席

一般的に小型の映画館は、座席が100席程度の映画館のことを指し、別名ミニシアターとも呼ばれます。
大型映画館では上映されない少しマニアックな映画なども上映されていることや、サウンドスピーカーが少ないことにより、細かな音が聞きやすいといったメリットがあります。

小型映画館の場合、スクリーンが大きすぎることがないので、
前方を選んでもスクリーンを見上げる形で鑑賞することは極めて少ないでしょう。
その為、スクリーン幅と同じ幅にある座席であれば、前方後方を問わず、迫力を感じやすいです。

映画館が大型の場合の見やすい座席

大型の映画館は300席以上の映画館を指す場合が多いです。
メリットは何といっても映画の世界に入り込んだような臨場感を味わえる点ですね。

大型の映画館は、スクリーンが大きい分、慣れていないと視線がキョロキョロと動いてしまい、
結果的に目や首が疲れやすくなってしまう方も多いです。
ほどんどの映画館は後方の座席に行くほど、階段を上がり高くなっていく場合が多いので、
首などの痛みを心配する方は、比較的後方からの鑑賞をお勧めします。

映画館ならではの大迫力の映像体験をしたい方には、以下座席表のD,E列がお勧めです。

スクリーン幅に合わせた座席かつ、前方に近づくことによって、視界がスクリーンのみとなり、
映画への没入感が高くなります。
前方は意外と人気がない場合も多いので、穴場としてもオススメな座席です。

鑑賞する映画の種類によって座席選びを変える

見る映画の種類によって、実はお勧めの座席も変わってきます。

アクション映画

アクション映画は、人物の動きやカットの切り替えも多いことが特徴です。
その為、前方に座りすぎてしまうと、アクションを目で追いきることができず、
首や肩が疲れてしまいやすいので、お勧めはスクリーン中央から後方の座席です。
アクション以外の映画は前方でも問題ないかと思います。

洋画

洋画は大前提「字幕」があることが特徴です。
字幕を目で追う必要があるので、前方の座席で鑑賞しすぎると、
映像情報と字幕を追い切れなくなるリスクがあります。
その為、字幕付きの洋画に関してもスクリーン中央から後方の席がお勧めです。

IMAXシアター

IMAXシアターは通常のシアターとかなり構造が異なっています。
スクリーンの特徴として「緩やかな曲線」になっており、左右に座ると映像が不自然に見えることがあります。
また、スクリーンサイズがかなり大きい為、あまりにも前方に座ると全体が見にくいリスクがある為、
IMAXシアターは、できるだけスクリーン中央~後方の座席を選びましょう。

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一緒に行く人で映画館の座席選びを変える

家族(お子様連れ)で行く場合

お子様の目線は大人よりも低いので、前方の座席だとスクリーンを見上げて鑑賞する形になります。
また、お子様がぐずってしまった場合も前方の場合、後方の鑑賞者を気にしてしまう場合も多いことから、
お子様連れの場合は、中央よりも後方の座席がお勧めです。

カップルで行く場合

カップルで行く場合は、シアターにより有無はありますが、「カップルシート」がお勧めです。
基本的には、後方に設置されている場が多く、ソファタイプの座席の為、
通常の座席と比べると、よりリラックスして映画を鑑賞することができます。
カップルシートがない場合は、女性を「内側の席」へ座らせてあげると、
映画が見やすくなるので、喜ばれるかもしれませんね。

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【その他】映画館の見やすい座席の基準

足が伸ばせる座席

一番前の座席は、思いっきり足を伸ばして鑑賞することができます。
足を組み替えたり、前の座席を蹴らないように気を付けないと、、というストレスからも解放されます。
また、一番前は人気がない場合も多いので、周りに人が少ない環境で楽しめるかもしれません。
映画館によっては、一番後ろの席がゆとりある仕様になっていることもあるので、
いきたい映画館の座席パターンを事前に予習してから、行くことをお勧めします。

出入りしやすい座席

映画館の座席の幅は、狭いことが多く、内側の座席を選ぶにつれて、出入りが大変というデメリットがあります。
特にお子様連れなどは、出入りに労力がかかってしまいます。
そんなときは、出入りしやすい端の座席がお勧めです。
端すぎるとスクリーン幅から出てしまい、臨場感が薄くなってしまうので、
できるだけ中央付近の端の座席を選ぶようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
大前提、人それぞれによって映画の「見やすい」という感覚は異なってきます。
特にこだわりもなく、毎回真ん中あたりの座席を選んでいたという方も多いかもしれません。
ただ、座席の特性を知ることで、行く映画館の種類や、一緒に行く人、状況などによって、
選ぶ選択肢が増え、楽しみ方も増えることもあるでしょう。
是非、いろんな座席に映画鑑賞をしてみてくださいね。